くまもと
未来の住宅を
考える会

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2022.08.05

地球温暖化について思うこと

現在、地球温暖化と聞いて初めて聞くという方は、いらっしゃらないのではないでしょうか。

7月になりますが、イタリアで氷河崩落、カリフォルニアの山火事がニュースで伝えられました。カリフォルニアの火災においては、ここ数年続いています。
国内のニュースでは、40℃近い日中の気温、熱中症。熊日新聞には温暖化による農作物の影響を伝えていました。
私達はすでに、地球温暖化を肌で感じているのではないでしょうか。

私が地球温暖化を知ったのは、オール電化の仕事をするようになった2014年頃だったと思います。

アル・ゴア元米副大統領の「不都合な真実」を読んで衝撃を受けました。
化石燃料(石油・石炭)を使う事で、二酸化炭素の排出量が増える。
また、その頃禁止となったメタンガスが、地球を取り込んでいるガスの層に穴を開け、太陽の熱を直接受けやすくなり
地上の温度は上がっていく。氷河は崩落し、海面水位が上がり、島が沈んでいく。
そのような内容だったかと思います。現在毎年のように起こっている異常気象の数々が紹介されていました。

今言われている温室効果ガス(二酸化炭素など)を減らすには、化石燃料(石油・石炭)やガスや電気の使用量を減らすことで削減できます。

ガスや電気などのエネルギーを使わない家を考えるには、高性能な省エネ住宅を検討する事です。
高断熱・高気密にする事にご意見もあられるかと思いますが、自分の経験の範囲では
高断熱の住宅はとても快適です。冬暖かく、夏涼しいpachipachi
以前住んでいた家は、隙間風もありましたが、8畳のリビングにエアコンとファンヒーター2台をガンガン入れていても
お客様が震えているという有様でした。tear

現在我が家には、ファンヒーターはありません。エアコンだけです。(灯油を入れる手間もいりませんlaugh1
またエアコンの効きも、とても良くなりました。これは断熱材のおかげです。
断熱材をしっかり入れることで、外気温(​​​​​暑さ・寒さ)から人を守ってくれます。
また、サッシの性能も随分上がっていますが、暑い地域では熱を遮断し、寒い地域では熱を取り入れるなど
工夫もされているようです。人は家に守られている。人を守る家は地球を守る家と言っても過言ではないと思います。

 コストの面で考えると、断熱材をしっかり入れていないと住み始めてからの電気代やガス台(これをランニングコストと言います)は高くついてしまいます。断熱材の薄い家でランニングコストが上がるか、しっかりとした家で快適に光熱費を抑えて暮らすかという事になると思います。

結果、人にやさしい家は、地球にやさしい家という事になるでしょうか・・・

 






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