3月11日　土曜日　鹿本森林組合様のご協力により
鹿北町多久で植林を行ってきました。
参加者は、当会員、ご家族、一般の方々、事務局社員と家族で中型バス2台と
途中、山鹿の方も合流していただき、37名となりました。

当日は、お天気も良く、この時期23℃という温かい恵まれた気候の中で、バスを降りて舗装された山道を登り
川のせせらぎを聞きながら、5分ほどで現地に着きました。

       


今回植林したのは、[エリートツリー203]という、改良された杉の新種で、300本の苗木を植えました。
2～3年で大人の背丈くらいに、4年すれば7ｍほどに成長するスーパーツリーです。
縦、横の成長が早いので、年輪の密度は緩やかで構造材には不向きという事でした。主に合板などの加工用を想定されているそうです。伐採時期は40年後、今回参加されていた小学生の子供さんが50代とおっしゃっていましたので、今年60の私は100歳、その姿は見れないでしょうねぇ。


        

現地には、既に森林組合様によって、目印となる竹の支柱が立てられていました。その間隔はきちんと測られていて
山の斜面に整然と並んでいました。下草刈の時に、草刈り機を左右に振っても当たらない間隔で、直線で移動できるよう
作業効率を考えられています。伐採までに4回ほどの草刈りでいいように、その配列と植樹する本数も計算されていて
できるだけ手間のかからない林業へと進められている事に、大変感動いたしました。機械化だけではないのですね。

植え方としては、支柱を抜いて、穴を掘ります。既に根元のビニールポットは外されておりその根元を（苗の根元の表面が土壌に出ないように、しっかり埋めることに注意しながら）穴に埋めて、固定するように根本の土を足でしっかり踏んでおく。これで終りです。私達は、緩やかな斜面を登りながら、森林組合様のご協力も経て、1時間ほどで予定の300本を植えました。この300本は森林組合の職員さんでは、通常お一人で植えられる本数だそうです

鹿本町森林組合様　当日までのご準備も大変でしたでしょう。誠にありがとうございました





気持ちよく汗をかいたところで写真撮影。　皆様大変お疲れさまでした。